転職背景
Sさんの歩みは、一直線ではありませんでした。大学中退。最初の会社では給与未払いが続き離職、次の会社では配属ミスマッチに悩み、その次では待遇が将来設計に見合わないという現実に直面しました。回数だけ見れば「うろうろ」しているように映るかもしれません。ただ、その都度、次に活かせるものを拾ってきました。
特に花開いたのが4社目の会社。大学で学んでいたシステム開発技術、独学で続けていたセキュリティ周りの知識、過去の会社でのちょっとした業務経験を活かして、情シス不在の組織で情報セキュリティ部門を立ち上げ、売上数億〜数百億になるまでの急成長フェーズを支えました。その次の会社でも、SaaS製品のセキュリティ設計→導入→運用→監査対応を一気通貫でコンサルを行っていました。
残念ながら、事業体制の変化で、会社自体がそのような案件に関わるケースが減るため、セキュリティのプロを目指しているご本人としては転職を検討する結論になりました。
Sさんの転職課題
求人の少なさ:地方から働ける専任セキュリティ職は母数が少なかった。
学歴・転職回数の壁:大学中退と転職回数の多さで、書類選考の第一印象は不利だった。
アピールの難しさ:実務には自信がある一方で、経験年数的には短く、「実績の伝え方」で困っていた。
Sさんに転職活動について聞いてみました
初回面談はどうでしたか?
担当者と話して役にたったことは何ですか?
選考はどうでしたか?
全体を通しての感想を一言
担当者コメント
Sさんは若いころのキャリアでかなり苦労をされて、20代後半で目標が明確になり、そこからの努力と実績には光るものがある方でした。ただただ転職回数や学歴で判断されるにはもったいない。私としても、このような方の人生に関われることは貴重な体験でしたので、各社のご担当者には「まずは実績を見てください!」と熱く依頼し続けました。
雇用の流動性があがっていく中、転職回数は誰でも増加して、Sさんのような成長カーブを辿っている方も増えるかもしれない。ただ、残念ながら、現状はネガティブ印象からのスタートになることが多い。私自身、事業責任者として採用する側の人間だったので、会社側の気持ちも分かります。ただ、Sさんのような優れた方々もたくさんいらっしゃいます。今後も我々が関わることで求職者の皆さんの評価がプラスになるように全力で支援できたらと思っています。