皆さん、こんにちは。株式会社SloviaのCEO屋野です。前回のブログ「昨今のリモートワーク動向について」はご覧いただけましたでしょうか。
前回の記事 → 昨今のリモートワーク動向について今回は、弊社で現在取り扱っている非公開求人と協業先の求人情報をもとに、リモートワークがどの職種で多いのか、実態を深掘りしてご紹介します。
前回の記事で触れた通り、現在取り扱っている求人を「フルリモート/完全リモート」と探索すると、約90,000件の求人のうち1,300件が該当しました。今回は、それらのなかでも、確実にフルリモート求人と分かる1,113件にフォーカスを当てて、4カテゴリごとにご紹介します。
営業職(114件)
営業職のフルリモート求人は114件あります。業種別では「IT関連が38件(約4割)」を占め、特にSaaS業界は年収水準も高めです。
意外だったのは、「インサイドセールス職」が114件中11件しかなく、わずか1割程度だった点です。単純にインサイドセールスというポジション名を使っていないだけの会社もあるので、一概に少ないと断定はできませんが、意外と専任職種としては少ないようです。
技術職(932件)
技術職は圧倒的にリモートが多く、932件を占めます。これは、成果物が明確でアウトプットベースの評価がしやすいことが背景にあると考えられます。
業種別ではIT業界が845件(約9割)と大半を占めています。MicrosoftやAmazonなど一部企業では出社回帰の動きもありますが、依然としてリモート需要は高い状況です。中小企業は、エンジニア不足に常に悩まされていることもあるため、日本全国から優秀な才能を集めたいという合理的な戦略に基づいた結果でもあると思われます。
また、意外でしたが、工場系の技術営業(電気設計やソフト開発や住宅リフォームの建築施工管理など)でも、リモートワークを取り入れる動きが見られました。現場に出る機会もあるかと思いますが、それでもメイン業務を自宅から出来ることは便利ですね。
専門職(57件)
専門職(医療・金融・コンサルティング)は57件。特に、一部のコンサルティングファームでは、出社を求めない勤務形態があるようです。一方で、案件次第で左右されるのもコンサルティング事業の実態ですので、その企業がどのようなコンサルティング領域で活動しているのかを確認して、入社後に期待値との乖離がないかは十分に吟味した方が良い領域です。
一方で、医療や金融の現場職(医師・看護師、投資銀行など)はリモート案件が極めて少なく、経営企画やコンプライアンスなどバックオフィス系に限定されます。
その他(販売・サービス職)— 10件
店舗販売・学校関連・運輸サービスなどは、現状もほぼリモート案件はありません。一方、販売/サービス職の中でも、コールセンター関連は10件のフルリモート求人がありました。コロナ禍でコールセンターはフルリモートが進み、リモートの下地はある領域ですが、アルバイトや派遣などで契約されている方も多いので、今回の正社員向け求人データベースでは発見できなかったのだと考えられます。
まとめ
今回のデータは時期によって変動しますが、技術職を中心にリモートワーク求人は依然として高い需要があります。営業職や専門職でも、特定の業種・職種ではフルリモートが可能という結果でした。
弊社では、「働く上で何を大切にしたいか」を軸に、条件に合う企業をご紹介しています。読者さんからリクエストをいただいたので、近々、「育休とリモートワークの関係について」もまとめてみます。お楽しみに!